

音楽心理セラピーで出来ること
あがり症など、演奏の悩み全般を改善していくことが可能です
ステップ1 カウンセリング
全ての問題は、心が起こしています。
例えば、あがり症で苦しんでいる人は、緊張したくないと思っていますが、その緊張は誰が作っているのかと言えば、他の誰でもない、自分自身の心が作り出しているのです。
しかし、その緊張を望んでもいなければ、止めることもできないですね。
それはなぜでしょうか?
実は、心と言っても、「潜在意識」が起こしているからなのです。
その「潜在意識」は、私たちが普段考えている「顕在意識」と違い、直接コントロールすることができません。
そして、同じ環境、同じシーンでも、全ての人が緊張するわけではないのです。
つまり、悩みや問題の原因と、それが起こす作用の仕組みを知れば、問題を改善・解決することができます。
そのために、最短ルートで原因を探るためのカウンセリングを、原則的に初回に行います。
90~120分のカウンセリングを通じて、あなたのお悩みの原因を探り、癒すべき心を特定していきます。カウンセリングは、ご本人の希望によって、対面かZoomを選んで行います。
ステップ2 心理セッション
一度目のカウンセリングを受けたあなたは、自分自身の悩みの原因を知る事ができていることでしょう。
悩みは、その正体を知るだけでも、安心し、癒される部分があります。軽い悩みであれば、それだけで十分と感じる場合もあるでしょうし、前向きな気持ちになることができます。
しかし、本当に潜在意識レベルで心に働きかける心理セッションを行うことにより、あなたの心は変化します。癒されて、望まない緊張から解放されたり、今まで取ることのできなかった行動を取ることができたりするようになります。
こちらも対面かZoomかを選べます。時間は1回あたり120分です。
解説 心理ワーク&心理セラピー
心理セッションでは、音楽心理セラピストによるサポートで、クライアントさんと心理ワークや心理セラピーを行っていきます。
「心理ワークや心理セラピーとは何ですか?」と、よく質問を受けますが、簡単に答えるとすれば、
『潜在意識へアプローチする行動』です。
問題は心が起こしている。それならば、起こらないように変えていくことも可能なのです。
例えば、アレルギーの仕組みは、アレルゲン物質が体内に入ることで抗体が過剰反応することによって起こります。この場合、アレルゲンを取り込まないようにすることが対策になりますが、『体質改善してアレルギー自体を和らげる』ことも対策になります。
この、体質改善を、『心の反応改善』に置き換えると思ってください。
あがり症を例にとってみましょう。
あがり症の人は、生まれつきあがり症なのか?と言われれば、そういうことはありません。必ず、全く意識していなかったことを意識し始める『意識の転換点』があり、そこからあがり症になっていきます。
『意識の転換点』で人は、多くの場合、心に傷を負ってしまっています。私たち心理セラピストはそれをトラウマとも呼んでいます。もしそれを癒すことができたら?それを緩めることができたら?
あがり症の過緊張を心が起こさなくなるから、あがり症が治るのです。
そのために、クライアントとセラピストは、二人三脚で潜在意識にアプローチするワークをします。その多くは、イメージ力を使う実践的なもので、効果はほとんどの人が実感できます。
また、心理ワークや心理セラピーは種類も豊富で、いくつものワークやセラピーを組み合わせることで、その人にあったアプローチを見つけることができます。何より心理ワークや心理セラピーは体ではなく心に働きかけるため、副作用がありません。
ただし、一点だけ注意点もあります。
抗うつ薬を服用されているなど、心の働きが抑制されている方の場合は、効果が出ない、もしくは予想できない反応が出ることがあります。投薬中の方には、心理ワークや心理セラピーをお勧めしておりません。ご了承ください。
私のプロフィール
今までに、二度の大きなケガをして、人生で二度、物理的に楽器が吹けなくなりました。
あがり症、数度の鬱、いじめ、モラハラなど、演奏においても人生において、何度も困難な状況を体験しました。
「もう楽器はやめよう。」
演奏家は続けられないと思ったことが何度もありました。大げさに聞こえるかもしれませんが、死んでしまいたいと思ったこともあります。でもその都度、苦しみながらも自分と向き合い、時には自分を癒し、時には自己否定もしながら歩んできました。
苦しみの中で、ある時、カウンセリングルーム青空の伊藤先生と出会ったのが、人生の転機になりました。
10回以上のカウンセリングを受け、その過程で、かつて傷ついた心が癒されていく実感がありました。心が癒されていくと、悩んでいたあがり症も改善されていくことを感じ、「こんなに素晴らしい職業があったのか。自分も苦しんでいる人の力になりたい。」と思うようになりました。
次の出会いは、WEB上でした。コロナ禍になったことで、Zoom受講できる心理セラピスト養成講座を募集していた、中村壮志先生に出会ったことでした。
さっそく個人セッションを申し込むと、中村先生は温かく、そして確信に満ちた言葉で僕の悩みの原因を明らかにしてくれました。
「この人のもとで学べば、僕も人の役に立てるセラピストになれるだろう。」
そう確信しました。
心理セラピスト養成講座の中で、今まで以上に自分と向き合い、自分の心を癒し、自分を縛る価値観を緩めていった結果、自己否定はなくなりました。
「自分軸で生きることが、自由に生きて、自由に音楽をすることと重なる。」自分を整えていった結果、たどり着いた結論です。
そこからは、心理ワークや心理セラピーを学びました。受講生同士で心理ワークを互いに行うことで、その効果の高さを実感しながら技術を高めあいました。
こうして、皆様のお役に立てる場所に立てたことを、心から嬉しく思っています。そして、今お悩みを抱えていらっしゃる方にも、この晴れやかな気持ちを味わっていただきたいとも思っています。
現在、演奏家としても活動中です。セントラル愛知交響楽団のホルン奏者としてオーケストラを中心に演奏しながら、音楽大学の非常勤講師をはじめ、小学生から大人まで、幅広い年齢層の方々にレッスンもしています。
